BlueStacksでFUJISOFT INCORPORATEDのツールアプリであるFSKAREN(日本語入力システム)を試せば、PCやMacでのマルチタスクも難なくこなせます。
FSKARENは、余計な重さが無い日本語入力アプリ。キーを打つたびにもたつかず、予測や連文節が素直に出てくるので、文章がすっとまとまる感じがある。最近の更新で変換モードが増えて、候補に単漢字が出やすくなったのが地味に効く。昔の設定で使っていた人でも、旧式の予測をオフに切り替えるだけで新しいモードが使えるらしい。
入力まわりは手書きが標準で入っていて、フリック、ローマ字、トグル、2タッチ、音声入力までひと通りそろう。QWERTYでもフリック風に数字や記号を引き出せるから、キーボードを何度も切り替えなくて良いのが助かる。50音配列もあるので、スマホやPCに不慣れな人でも迷いにくい。見た目は遊び心あるテーマがいくつか選べて、単に色が違うだけではなくキーの雰囲気も変わる。高さ調整も細かくできるから、指の届きやすさを自分に合わせやすい。編集はカーソルキー付きの画面に切り替えて、矢印で移動、コピーやペーストをサクっと済ませられるのが実用的。変換ボタン上フリックのワンタッチ変換も、急いでいる時に良い。
学習は端末内に暗号化して保存、外部送信はしないと明言されていて、キーボード系で気になりがちなところは配慮されている。初回は案内に沿って有効化すればすぐ打ち始められるし、ユーザ辞書とAI予測が効いてくると候補がどんどん自分寄りになっていく。スケジュールアプリのRefillsとつなげて予定入力を楽にする仕掛けもあるが、使わなくても普通に完結する。PCで試したい人はBlueStacksで動かすと、大きい画面でレイアウトや高さを詰めやすいし、物理キーボードと併用しながら候補の出方を確認するのにも向いている。用途がはっきりしていて軽い、そんな印象のIME。
大画面。大きなパフォーマンス。PCやMacでBlueStacksを使えば、お気に入りのアプリを実行できます。